誕生日。


 それは・・・・・

 この世に生命を受けたことを喜ぶ日

 人生の歩みを宿される日。

 誰にでも、平等に訪れる記念の日。




 しかし、誰にでも訪れるそんな日であっても、
 ひとたび、人生のタイムリミットを切られた人にとっては、
 その一回、一回が、とても重いものとなるのではないだろうか?




 おそらく、この時が近づくたびに、こう思うに違いない。

 人生が続いていることを慶んでくれる人と、時を共有したい。

 素直に、その感謝を表したい。

 「ありがとう

  いっしょに生きてくれて、ありがとう!」



 Birthday Eve は、そのような思いを伝える日として創設された。

 新しい個人の記念日、 新しい慣習として定着することができるのだろうか。


 仕掛け人たちは、最高のキャラクターを担ぎ出すことに成功した。

                      (BirthdayEveについて詳しく知りたい人はコチラ!


 2004年3月17日、 東京都某所において、
 BirthdayEve の Kick OFF Event が開かれた。

 主催者は、吉井怜。


 急性骨髄性白血病(M5:単球性)で、アイドルとしての活動どころか、
 その生命すら危ぶまれた人だ。


 今回は、縁あって、その会場に足を運ぶことが許されたので
 その模様を報告したい。

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