司会の女性アナウンサーが、吉井怜さんを紹介。

会場中央の螺旋階段を、本日のヒロインが昇って来た。



その瞬間、わたしは心の中で叫んでいた・・・・。

 「美しいぃぃぃぃ!!!」

                     会場の温度が変ったよ。 ホント



さっそく、オープニングトークが始まった。

(イベント関連の説明が終わったあと) 司会者が怜ちんに振る。


 「座右の銘は何ですか?」

 「お笑いとかのDVDをよく見てました。
  いろいろ深く考えないようにしています。」




それは、座右の銘じゃぁねぇぇぇぇ!!!!


 そんなツッコミを誰もが心の中でしたことだろう。



しかし、彼女の次の一言には、誰もが納得したはずだ。

 「今は、病気を乗り越えたことを支えにしています」


 うんうん。  よくぞ帰ってきてくれた。

 辛かっただろうに・・・・・。

 抗がん剤。

 放射線治療。

 骨髄移植によるGVHD。

 これらは、彼女のいのちを救う為に行われた治療の一環だった。

 しかし、それらは、アイドルとしての怜ちんのいのちを脅かした。

 このことは、この会場に集まった人は(少なくともファンは)、誰もが知っていただろう。



 「ありがとう、と声に出して言えるようになりましたか?」と司会者。

                                      (何、聞いてんだコイツぅ〜)

 「母に、昔は恥ずかしくてなかなか言えなかったんです。
 でも、今日は(Britdayeveなので)言いやすい日ですね」



 そうそう。 お母さんの骨髄もらったんだったよね〜。

 兄弟ですらほぼ1/4しか適合しないのに、
 お母さんと合うなんて、奇跡的なんだよ〜!
                   (お父さんは(遺伝学的に)何をしていたんだろう?


                                                  つづく