11月9日

十日町着、朝7時くらい。
やっぱ、オール下道はつらい。

宿泊地、昼食を確保し、ボラセンへ行く。
受付は9時から。

その後、オリエンテーション。
すべてボラスタッフで動いている。
なかなか、勢いがあってよろしい。

最初は4人でピアノと箪笥と石油タンクの移動。

いきなり重いのにあたっちまった。
見かけほど力はないんだぞ〜

自分の体を支えるので精一杯なんだから。


そこのお宅は、お嫁さんが韓国人、
自然と韓国語の話になって、
以前、日記に書いたんで覚えていた
「ファアヤックルノリョクスムニダ」を言ったら
笑ってました。
(一緒にがんばりましょう、のつもりだったんだけど違ってた?

ピアノ、箪笥はなんとかなったけど、石油タンクは1t以上ある計算なので
断念しました。   ゼッテームリポイムニダ!

次は崩れた壁のコンクリ拾い。
でも、家主が行方不明になっちゃった。
勝手にやるわけにもいかないので断念。

その呼び出しがいつかかるともかぎらないので、
近所で、問安をする。

ひたすらロジャースに徹することに。

・ザイゴの惨状にも目を向けてくれろ、との要望を受ける。
・酒屋さんによると、ほとんど空の店内におばあさんが座り込んでいる。
 1時間ほど話し込む。 残っていた日本酒に雪中梅を見つける。

「あ、雪中梅!  これって・・・・いいお酒ですよね」 
「ソウラガネ。 寒梅に負けるもんかっていう気概のこもった酒ダガネ」
「なにくそ、負けるもんかっちう気持ちの酒かぁ」

この話をY氏(長野)にしたところ、店にあった3本の雪中梅を買占め。
ボラで呑むことに。
「なにくそ、 負けるもんか」の気概が、五臓六腑に沁みました。